『発声練習のために大声を出したい』
『自宅で大声を出したら親に怒られる』
なんていう人がいると思います。
こんにちは!ルーシィ(@Lucy93014)です。
わかります……!
自分も養成所に行くまでは大声で発声練習ができませんでした。
声優志望の人が必ず直面するであろう問題である「自宅で大声が出せない問題」
声優志望やアナウンサー志望、俳優志望のような声を扱う仕事を目指している人は誰しも抱える問題と言えます。
そういう問題を抱えていた自分自身が
『あの時これをやっておけば……』
という事、自宅で大声を出す方法を4つこれから紹介していきます。
1. 自宅で発声練習ができない人が抱える3つの問題点
自宅で大声を出したいって方々が抱える問題点には、大きく分けて3つに分類できます。
- 近所迷惑
- 家庭内迷惑
- 金銭的問題
僕は声優志望で、山口県で独学練習していました。
特に1番気を付けていたのが家庭内迷惑です。
僕の家は一戸建てで、家は全く防音設備がなかったものですからちょっと声を出すだけでも筒抜けです。
外からでも中からでも声が聞こえている状態でした。
そんなことは置いといて、一つ目の「近所迷惑」から順に説明していきます!
問題点①「近所迷惑」
1つ目の問題点は「近所迷惑」です。
集合住宅や団地になってくると「隣の家から決まった時刻に図太い声が聞こえる」なんて噂になることもあります。
そんな噂をされた暁には、もう外に出歩けない事態になってきますよね。
マンションなどはなおさらです。
壁一枚で隔てただけの構造なので昼どきならいいですが、夜とかは電話も控えたほうがいいくらいの静けさを保つ必要があります。
実際に僕は今マンションで一人暮らしをしています。
夜になると、やはりお隣さんの生活音は聞こえてくるんです。
近所迷惑は色々と問題がややこしそうで面倒臭いですね〜。
問題点②「家庭内迷惑」
『大声を出すと両親・兄弟に怒鳴られるから発声練習できない』
なんて問題を抱えている人は少なくないと思います。
両親が怒る理由として、近所迷惑があるので1つ目の問題点(近所迷惑)から派生した問題とも言えますね。
声というものは空気の振動で我々人間の耳に伝わってきます。
普通の自宅には振動を妨げられるような特殊な構造になっている家は滅多にありません。
家庭内の問題は、少し恥ずかしいと思うこともありますよね……。
自分が真面目に声を出しているのを家族はいじってきたり……。
問題点③「金銭的問題」
最後の問題点は「金銭的問題」です。
この問題点は3つの中で1番重要かつ難関な問題点とも言えます。
自宅で発声練習できないからカラオケに行こうと思っても、お金がなければ行きたくてもいけません。
発声練習は継続が大事です。
カラオケで発声練習したいなら週2〜3回は行きたいところですね。
お金がないから自宅で発声練習したいのですが、騒音問題などでなかなか大声が出せないという方が多いと思います。
「一人で大声を出しても誰にも何も思われない所」というのは一般庶民の僕や、この記事を見ている人も限られています。
例えば家族全員がプロの音楽家で、自分の子供も音楽家にしようと小さい頃から英才教育を始めるなんてケースでは全然大声を出すことに煩うこともありません。
そういった人を抜いた、庶民派の人たちに向けてこれからはオススメの発声練習法を解説していきます!
2. 自宅でできるオススメの発声練習BEST4
実は 先ほど説明した3つの問題点は、それぞれ派生していっています。
金銭的な問題によって家庭内の問題を抱え、そして近所迷惑につながる、といった感じで3つの問題は全てつながっていることがわかります。
そしてこの3つの問題点のうち1番の本元は「金銭的な問題」ということもわかりましたね。
ではこの3つの問題を解決する方法をBEST4にして紹介していきます!
BEST4. 朝に発声練習をする
朝に大声を出すのは自分にとっても億劫だと感じますよね。
ですが、朝になると叫びだす「ニワトリ」なんかいい例です。
朝を知らせるほど大きな声を出しても別に迷惑がられないのは朝しかありません。
家族や周りの隣人に迷惑がかかって普段発声練習ができないというならば、朝に発声練習をしてモーニングコールの代わりをしてあげましょう。
念のために隣人に許可を取っておけば気兼ねなく大声が出せます。
BEST3. 口にタオルを当てて発声する
こちらは1番実用的だと言えます。
口にタオルを押し当てて発声すれば、ある程度声を抑えられつつお金が一切かからりません。
タオルを当てても声が漏れるなら枚数を足せばいいわけです。
ですが難点も存在します。
それは、肝心な自分の声が聞き取れないということです。
何かを思いっきり叫びたい時は有効かもしれませんが、自分の声をはっきりと発声させたい場合は自分の声を確認する必要があります。
あまり効果的だとは言えませんが、お金をかけずに発声練習する上ではかなりオススメの手法だと言えます。
BEST2. 防音シート&防音カーテン
2つ目の解決策は、防音シートと防音カーテンを買って自分の部屋を防音室にするという方法です。
シートとカーテンですからすぐに取り外し可能ですし、自分の好みの部屋にDIYできるという利点もあります。
お金がかかると思うかもしれませんが実は全然元取れます!
2つとも防音シートが6000円で防音カーテンが3000円で購入可能です。
合計すると、わずか9000円で防音設備が可能です。
ではこの手軽さを証明するために比較してみましょう。
「防音カーテン」「防音シート」の2つを買わずに、カラオケに週3回発声練習をしに行くとしましょうか。(本気ならこれぐらい行くと推測。)
<例>
カラオケは一回1000円とし、週に3回が4週間(1ヶ月)で計算します。
(1000 × 3)×4 = 12000
1ヶ月だけで12,000円もかかってしまうことがわかっていただけたと思います。
たった1ヶ月だけで防音セットの元が取れてしまうので、意外とお得なんです。
自分で部屋を、自分で声優志望のための部屋に改造するのは意外と楽しそうですよね!
是非この方法もオススメします。
BEST1. 自宅用カラオケマイクを使う
BEST1は、自宅用カラオケマイクを使うことです。
自宅用カラオケマイクについて良くわからない人が多いと思うので説明しますね。
自宅用カラオケマイクとは『カラオケを練習したいけどお金がない』『一人でカラオケに行くのが恥ずかしい』という人のために作られた、自宅で歌えるボイストレーニンググッズです。
この説明を聞いて気づいた方もいると思います。
そう。これを使えば自宅で発声練習ができます。
我々からしたら、自宅で大声を出すために開発されたボイストレーニンググッズのようですよね!
そんな自宅用カラオケマイク中で僕がオススメするのはUTAET「ウタエット」 という商品です。
消音機能で音を3分の1まで小さくする機能を始め、自然と腹式呼吸ができようになる特殊構造や左耳専用イヤホンで自分の声を聞き取れるようにした効果などがあります。
- 音を3分の1まで抑える
- 自然と腹式呼吸を練習
- 左専用イヤホンで、自分の声を聞きながら練習できる
値段は3,980円(税抜)で、カラオケ3回分くらいでお得です。
3. 大声を出すだけが発声練習だけじゃない
声優は声で全てを表現します。
発声練習は基礎練習です。
声の大きさだけでは評価されません。
僕が経験上思った「声優になるための練習方法」は以下の5つです。
②読書
③正しい姿勢をキープ
④脱力して声をだす
⑤肺活量のトレーニング
人間、腹から声を出すだけで声量は違ってきます。
文字を頭でインプットし、声として変換するためにその情報をアウトプットする。
これが人間が文を声に出す仕組みです。
この仕組みを鍛えるべく、読書がめちゃくちゃ重要なんです。
ですが自宅でできる方法はいくらでも考えることができます。
なのでので是非実行してみてください。
4. まとめ
さて、これまで紹介してきたことは、すべて声優志望やアナウンサー志望、役者志望に人たちに向けて解説してきたつもりです。
順におさらいしていきましょう。
まず初めに、自宅で大声が出せない理由が3つあることを説明しましたね。
- 近所迷惑
- 家庭内迷惑
- 金銭的問題
この3つは繋がっていることも解説しました。
金銭的な問題さえ解決すれば後は全て解決するんでしたね!
そしてその解決方法をBEST4にして紹介しました。
- 朝に発声練習をする
- 口にタオルを当てて発声練習をする
- 防音シート&防音カーテンで自分だけの防音室を作る
- 自宅用カラオケマイクを使う
この4つのうち上2つは僕が実際に実践していた方法です。
そして下2つ(BEST2&1)は僕が学生のうちにやっておきたかったことです。
なのでオススメは下2つの「防音シート&防音カーテンで防音室を作る」ことと「自宅用カラオケマイクを使う」ことです。
この記事が皆さんにとって参考になれば幸いです。