他の人よりも頭皮の臭いで困っている人はいませんか?
大丈夫です、意外と皆さん同じような悩みを抱えています。
なので今回は頭皮の皮脂が多くて悩んでいる、皮脂を抑えたい
と思っている方のために、盗品皮脂の仕組みと具体的な解決策を解説します。
1. 頭皮の皮脂について
頭皮は、他部分の肌とは少し異なります。
1-1. 皮脂の仕組み
皮脂は、皮脂腺内で脂腺細胞が全分泌することで生産されます。
頭皮の一番下の層(基底層)から、絶えず新しい細胞が作られています。下側から上へ徐々に新しい細胞が押し上げられ、4〜6週間で新しい細胞が生まれ変わります。
古い細胞が目に見える大きさになった状態が、フケです。
1-1-1. 頭皮の皮脂腺
頭皮は、全身の中で一番皮脂腺が多いです。
よく言われるのは、顔のTゾーンの2倍以上で、汗腺も多いのが特徴です。
皮脂腺が多い分、頭皮は全身の中で1番毛穴が多いのも特徴です。
1-2. 頭皮の皮脂の原因
- 頭皮の乾燥
- 過剰な頭皮ケア
- 肌質
原因①頭皮の乾燥
肌が乾燥してしまうと、防衛反応で、渦状に皮脂を分泌してしまいます。
そのため乾燥しているにもかかわらず肌がベタついたり、テカリに悩まされているケースも少なくありません
原因②過剰な頭皮ケア
頭皮ケア(スキンケア)はやれば良いと言うわけではありません。必要以上の頭皮ケアは返って逆効果です。
過剰なケアで肌の状態が弱ってしまい、その肌を体が察知して皮脂を渦状に分泌してしまうのです。
原因③肌質
上記2つの理由以外で「オイリー肌」な人も存在します。お湯は温度が高いほど油分を落としやすいので、洗顔の際はぬるま湯で優しく洗うと良いかもしれません。
1-3. 放っておくとどうなるか
皮脂は、放っておくと「脂肪酸」という酸化物質に変化します。
皮脂は脂肪酸になると頭皮を刺激しだしてしまい、かゆみやニオイの原因になってしまします。
頭皮は、顔と違って毛髪で覆われています。
皮脂でお悩みの人は、炭酸シャンプーなどの洗浄能力の高いシャンプーに変えてみるのも良いかもしれません。
1-3-1. 病院に行ったほうがいいか
フケが多くなると、脂漏性皮膚炎という皮膚病の可能性もあります。
脂漏性皮膚炎は、思春期以降(特に3〜40代)におきやすい皮膚炎です。大きめのフケが髪の毛にこびりついていたり、フケの量が多かったりすると、皮膚科の医師に相談した方が良いかもしれません。
脂漏性皮膚炎の原因は、カビです。皮膚に常在している「マラセチア」というカビの一種が発症に関与していると言われています。
皮脂の量が多いとマラセチアも増殖するので要注意です!
1-3-2. 脂漏性皮膚炎を放っておくとどうなるか
脂漏性皮膚炎を放置しておくと、頭全体がフケだまりになり、皮状になって頭皮が覆われるようになります。
こうなる前に早めに皮膚科に行九ことをオススメします。
2. 頭皮の皮脂を抑えるには
正しいヘアケアを知ることも方法の1つです。
2-1. シャンプーを変える
普段使っているシャンプーは、なぜそのシャンプーを使っているのか説明できますか?
もしかしたら、もっと自分に合ったシャンプーがあるかもしれません。
メンズシャンプーにはいくつか種類があります。大きく分けて8種類。それぞれ効能や適性肌があることをご存じですか?
2-2. オススメのシャンプー
男性用と女性用、そもそも根本から違うことをご存じですか?
男性用は「頭皮」、女性用は「髪の毛」のために美容成分が配合されています。
個人的にオススメのシャンプーは「炭酸シャンプー」です。
“スースーする” でお馴染みの「メンソール系シャンプー」も良いかも。
2-2-1. 炭酸シャンプーがオススメな理由
私は、「炭酸シャンプー」を推しています。
その理由は以下の4つです。
- 高い洗浄能力
- ほかのシャンプーに届かない毛穴の奥まで泡が届く
- 爽快感が凄い
- 簡易的なのであれば自宅で作れる
市販の炭酸シャンプーは、ただ炭酸水とシャンプーを合わせただけではありません。皮脂やその他の頭皮の余分な成分を洗い流す美容成分が配合されています。
3. まとめ
先述しましたが、頭皮には全身の中で一番皮脂の分泌が多いと言われています。
原因は大きく分けて3つですが、最悪の場合は皮膚炎になる可能性もあり医師の手にかかるケースもあると解説しました。
ですが、しっかりとヘアケアを行なっていれば気にすることはありません。
頭皮の皮脂で悩んでいる方は、シャンプーを変えてみてはどうでしょうか?
油っぽい頭皮(フケヤかゆみ)で悩んでいる人は、より洗浄力の強いシャンプーを選ぶのも方法の1つかもしれません。
ですが、乾燥による過剰な皮脂の分泌が原因の場合もありますので、保湿成分のあるシャンプーにも目を向けるのもいいかもしれませんね。